闘病日記200430晩

 本日3度目の昼寝のあと、散歩をした。芸術脳を活性化させようと思って、スマホで写真を撮ることを考えながら少し歩いて帰ってきたのだが、その流れでPinterestを見てたら、唐突に持ち家が欲しくなった。枯れていた物欲が潤ったというか、なんだろう、自然と湧いてきた欲望を感じながら、これは生きる希望だなと思った。mustよりwantとか言うけども、むしろwould likeのような感じ? 特に欠乏感はないのでwantというのとはまた違うと思う。正直、欲しいものがなくなっていたので、久しぶりの欲求の感覚が新鮮だった。

 

 「答え」はいつも、思いもよらぬところにあるものだと思う。答えに気づいたとき、それは気づく前の自分が頭でどんなに考えても得られなかったものだということにも同時に気づく。常に見えていない「外側」があり、それは中でどんなに足掻いても見えるようになったりはしないということ。外に出るしかないんだねぇ。

 

 物質の次元というか、リアルというか、生活はこの階層において営まれるのであって、この現実生活にピントの合った感覚は、大事にしていくべきだと思った。なにより飯がうまい。少しずつこの感覚を定着させていこうと思う。まずは素朴に生活を楽しむことから。